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☆海と星☆

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2008年 03月 16日

耳抜きがおかしい??

久々のダイビング!!
浮き浮きしながら朝3時の起き朝食をとり、4時に自宅を出発、伊豆に向かってLet Go!!
途中休憩を取りながら、現地ダイビングサービスに朝の7時40分に到着。
余裕で到着。
機材を降ろし、ダイビングサービスの車に乗せ換え、しばらくゆっくりと休憩。
午前9時半に海に。

耳抜きがおかしい??_f0079023_11252988.jpg



ENEXはあいにく潜水注意。
久々(約5ヶ月)ぶりであったのでちょっと怖かった!
でも何とか上手くENできて潜行ポイントまで移動。
潜行ポイントで潜行。
皆がもう潜行しているので、耳抜きをあまりせず、ヘッドファーストで潜行。
潜行したらすぐ耳抜きを実施。
そのまま引き続き潜行。
フードを被っているせいか右耳の耳抜きちょっとおかしい?
フードと耳の間に海水を入れ、耳抜きをする。
同じ行動を何遍もしたが、右耳にちょっと違和感が残った。
そのままさらに潜行。
砂地に差し掛かった水深17mのところで、耳抜きをしてもなお右耳に違和感、膨張感が増してきて、これ以上の潜行は危険と判断。
実はこの時自分ではどうしようとパニックになっていました。
でも水深17mではすぐに浮上するわけもいかず、深呼吸をしてどうにか気を落ち着かせました。
ガイドさんにその旨の信号を送る。
途中浅瀬に移って耳の違和感が取れるか、耳抜きをするが、現象変わらず。
バディ等にこれ以上迷惑かけるより、EXする方を選択。
内心本当は陸に揚がりたくて焦っていました。
ガイドさんにEXするまで見届けていただき、陸に揚がる。

耳抜きがおかしい??_f0079023_11501780.jpg



今年の最初の海はトラブルで始まることになってしまった。
しばらく海を眺めて皆が揚がってくるまで待った。
皆が揚がってきて、事情を説明し迷惑かけたことをお詫びしたところ、一人のバディさんが自分も耳の異常で10ヶ月病院に通い潜れなかった、一度医者に診てもらった方が良いとアドバイスを頂きました。その方によると普通の耳鼻科に診て貰ってもわからないので神奈川県の大倉山にある三保耳鼻咽喉科へ行った方が良いとのこと。その方も愛知から大倉山まで10ヶ月通ったとのこと。
その先生はダイビングにおける耳鼻咽喉科で日本第一人者でありました。


最近仕事が多忙なので、コメント・巡回が遅くなるかもしれませんがご容赦下さい。



病院の概観はこれです。
耳抜きがおかしい??_f0079023_12113662.jpg


耳抜きがおかしい??_f0079023_12141564.jpg


院内はこんな感じ。
耳抜きがおかしい??_f0079023_1217261.jpg



三保耳鼻咽喉科に早速電話で口頭で予約しようとしましたら、すべて予約専用電話かインターネット予約受け付けているとのことでした。
インターネットではこちら、予約専用電話はこの番号で045-549-3888です。

診察をして頂いたところ、耳に外傷はないとのこと。
耳抜きが短時間圧かけているだけなので、耳抜きが完全にできていないとの診断でした。
耳抜きの仕方については、オトベントを使って訓練しました。

オトベントはこれです。
耳抜きがおかしい??_f0079023_12513522.jpg


耳抜きがおかしい??_f0079023_1252545.jpg



鼻の片方の穴にオトベントをあて風船をこぶしの大きさぐらいに膨らませます。
その時注意しないといけないのが、2秒間かけて風船を膨らまし、その後また2秒間かけて耳に圧をかけることです。
これを風船を使わずにできるまで訓練します。
そうすると4秒間で一連の動作ができるようになります。
圧は2秒間徐々にかけ、その後2秒間は目一杯圧を維持するようなイメージです。
訓練は最低10日以上で、1日100回訓練します。
最初はオトベントを使って感じをつかみます。
オトベントの風船は20回使うと効用がなくなります。
感じがつかめたら後は朝夕にだけオトベントを使って、感じを維持して耳抜きの訓練をします。
私も最初20回オトベントを使用して感じをつかみ、後は朝夕とちょっと感じが違うかなという時、適宜使っていました。
風船は5個、医者からもらいますが、無くなります。
オトベントの風船の追加は㈱名優さんで手に入ります。


オトベントの使用方法については医師の指導のもと必ず使用して下さい。
使用方法を間違えるとかえって耳を傷めることになります。



訓練し、耳抜きの状態を先生に診て頂き、OKが出ると次はプール実習です。
4~5mぐらい深いプールで50cm間隔で耳抜きを実施します。
最初は立てる浅瀬で潜る前、水面で耳抜きをし、頭が水面に潜った段階でまたすぐ耳抜きをし、その後50cm間隔の潜行で耳抜きをします。
異常がなければ、バーを使って水面でまず耳抜きをし、頭が水面に潜った段階でまた耳抜きし、その後50cm間隔で耳抜きを実施し問題がなければプールの底まで実施します。
次の段階が、バーを使わず、プールの真ん中で同じことをします。水面でまず耳抜きをし、頭が水面に潜った段階でまた耳抜きし、やはりこれも50cm間隔で細かく耳抜きを実施します。
この行程で約20分くらいかかりますので、まだ時間のある方は再度繰り返し訓練するのも良いかも知れません。
私も何回か繰り返して訓練しました。

プール訓練した後、3日以内には先生に耳を診て頂き問題がなければ海でのダイビング、リフレッシュダイビングがOKになります。
三保耳鼻咽喉科は土日も診察してますので、三保医院長の診察日を確認してプール実習して下さい。
私も土曜日にプール実習して、翌日日曜日に三保医院長に診てもらいました。
ダイバーの耳の治療は三保医院長自ら診察します。
その他の先生は診ません。

治療後初め海でのダイビングは、ガイドさんへ耳抜きが問題があり、訓練して医者よりOKがでたので浅場でリフレッシュダイビングを申し込みたい旨説明して下さい。
いきなりボートダイビングや深場のダイビングはダメとのことです。

今は潜れるまで、お酒でも飲みながら待つことにしてます。
幻の酒、手に入るかな?

耳抜きに不安のある方は、一度三保医院長に診て頂いた方が良いと思います。

by bpkouza1 | 2008-03-16 13:34 | トラブル


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